私たちの販売するほうれん草の多くは、遥々エクアドルからやってきます。私たちのエクアドルの農場はどんなところなのか、紹介します。
農場があるのは、エクアドルの首都キトから車で1時間ほど走った農業地帯です。様々な農産物が栽培されていますが、このエリアのメインはほうれん草とブロッコリーで、弊社のほうれん草は11ヘクタール(1ヘクタールは100m×100m)の大きさの上の写真の農場をメインに栽培されています。
何故エクアドルの様な日本から遠く離れた場所で作っているのかと言うと、エクアドルは赤道直下の国ですが、キトの辺りは標高2800mもの高地であり、平均気温は1年を通して14℃程度と冷涼、最低気温は平均して10℃くらい迄下がるのでほうれん草のような冬野菜は甘みを増して美味しくなります。
また永遠の春と呼ばれるように常に冷涼なので、野菜に付く虫も発生しにくいと言われています。
そんなほうれん草を、作業員が1株1株手作業で丁寧に刈り取って収穫してゆきます。地面にほうれん草が散らばっているのは、枯れた葉や変色した葉を取り除いているため。ほうれん草に髪の毛が混入しないよう、作業員は帽子と頭巾ですっぽりと髪の毛を覆って作業しています。
農場オーナーに無理を言って写真に納まってもらいました。遠くエクアドルからお届けする「高冷地栽培のほうれん草」を是非お試しください、おいしいですよ、との事でした。本当に美味しいほうれん草ですので、まだ食べたことがない方には是非味わって頂きたいです。