このところ、冷凍ブロッコリーが便利で美味しく大人気です。今回、このブロッコリー人気の立役者であるエクアドルを訪問し、育成状況を確認して来ました。
弊社のエクアドル産ブロッコリーは、首都キト中心部から車で1時間30分程度離れた農業地帯で栽培されています。ブロッコリーはまず約1か月間、ビニールハウス内で種から苗に育てます。1週間1枚のペースで葉が増えていくため、葉の数を数えると発芽後何週間目かが分かるようです。葉が4~5枚になったところで屋外の農場に移します。
写真はブロッコリーのメイン農場です。150ヘクタール(1ヘクタール=100m×100m)もの巨大な農場で、まさに見渡す限りのブロッコリーです。農場のある場所は赤道直下でありながら標高が2800mくらいあるため、平均気温は1年中14℃で安定しており、冬野菜のブロッコリーには最適な環境になっています。朝晩は10℃程度まで冷え込んで霧が毎日立ち込め、このような環境で15週間以上育てることで、甘く、美味しいブロッコリーになります。
工場は農場から車で30分程の距離にあり、収穫後すぐに工場に運び込みます。運び込まれたブロッコリーは、工場の原料担当者による厳しい品質チェックを受けた後、合格ロットのみを日本向け用として加工します。お届けするのは、最適な環境で育った、選び抜かれたブロッコリーです。私たちが自信をもってお届けする、是非お試しいただきたい商品です。